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食物アレルギーについて

1.食物アレルギー

  1. 人の体には、細菌やウイルスなどの病原体が入ってきたとき、それらを除いて体を守る「免疫」という働きがあります。ところが、この免疫が食べ物や花粉などに過剰に反応してしまうことがあります。これを「アレルギー反応」と呼んでいます。
  2. 「食物アレルギー」を持っている人がアレルギーの原因となる食品を食べると、かゆみ・じんましんや唇の腫れ、腹痛、おう吐、下痢、せき、ぜんそくなどの症状が現れます。場合によっては血圧低下や呼吸困難、意識障害などの重い症状(アナフィラキシーショック)が現れることもあります。
  3. 食物アレルギーのために、特定の食品を食べることができず、特定の食品を含まない食事をとらなければならない人がいらっしゃることを、認識し理解することが大切です。
  4. 食品表示法では特に発症者数や症状の重症度が高く、表示する必要性の高い食品を「特定原材料」として定め、表示を義務づけています。また「特定原材料に準ずるもの」を定め、可能な限り表示するよう推奨しています。
    (容器包装されていない商品は表示義務の対象外です)

アレルギー表示の対象品目

アレルギー表示制度の表

※アレルギー物質が意図せず微量に混入することをコンタミネーションといいます。
 その場合、原材料表示欄外にその旨を注意喚起することが望ましいとされています。

2.食物アレルギーについての取り組み

  1. 食物アレルギーを持つ人にとってアレルギー表示は非常に重要な情報です。商品表示のみならず、宅配の商品案内、店内表示、問い合わせ対応など、正確かつ総合的に情報提供を行います。
  • コープ商品では原材料名として特定原材料・特定原材料に準ずるものの表示を行います。特定原材料についてはアレルギー物質名を枠で囲んで目立たせて表示を行います。
  • 宅配では、特定原材料は商品案内で表示します。ECサイト(eフレンズ)では、各商品の詳細ページで特定原材料・特定原材料に準ずるもの(お取引先から情報提供のあった範囲)の表示を行います。また、「マイページ」にて、ご自身やご家族のもつアレルゲン(特定原材料・特定原材料に準ずるもの)を登録しておくことで注文の際にメッセージを表示します。
  • 店舗では、バラ売り商品の特定原材料を売場で表示します。
  • 商品検査センターでは、アレルギー検査を定期的に実施し、表示が正確であるかを確認します。(コンタミネーション含む)
  1. 特定原材料・特定原材料に準ずるものを含まない商品の開発・品ぞろえを進めます。