2025年7月11日
2025年は国連が定める2度目の国際協同組合年です。国連が、主に協同組合のSDGsへの貢献を評価し、その認知の向上と協同組合の振興を国連そして協同組合関係者に促すために宣言したものです。
茨城県においても国連の宣言を受けて、「2025国際協同組合年(IYC2025)茨城県実行委員会」を設立し、協同組合の価値や現代社会で果たしている役割について、広く県民に対してPRを行い、1年を通じて協同組合理念促進のための運動を展開しています。
実行委員会の構成団体は、「協同組合ネットいばらき(*1)」の構成団体をそのままスライドしたものであり、いばらきコープもその一員として協同組合の認知向上のために取り組んでいます。
今回は、7月11日に開催された経営会(いばらきコープの役職員を対象とした会議)の中で、協同組合ネットいばらき幹事長(JA茨城県中央会 常務理事)坂本健一様を講師に迎え、「協同組合ネットいばらき」のこれまでの取り組みや今後の展望、課題について、「2025国際協同組合年(IYC2025)茨城県実行委員会」の事業方針・事業計画と取り組んでいることについて講演いただき、協同組合の存在意義や協同組合間連携の大切さなどについて理解を深めました。
また、米流通に関する講義もしていただき、お米が農家から食卓に届くまでのプロセス、お米生産の現状や課題、お米需要の動向と今後の見通しなどについて学ぶことができました。
今後もいばらきコープはIYC2025国際協同組合年の取り組みを広めて参ります。
「協同組合ネットいばらき(*1)」...協同組合間連携の促進、協同組合のPR展開などを目的に2013年6月に設立された、茨城県内の生協や農協、漁協、森林組合など47団体で構成される協同組合連携組織。協同組合以外の団体(NHK水戸放送局、茨城新聞、LuckyFM茨城放送などのメディアや茨城県ユニセフ協会や県サッカー協会など)が参加していることも特徴の一つ。