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コープのまなび場「東日本大震災・津波・福島第一原発事故から14年~記憶をつないで、今を伝えて~」を開催しました報告

2025年5月22日

 5月22日、2025年度 第1回「コープのまなび場」をオンラインにて開催し、75名(組合員、外部団体、組合員理事、ブロック委員、役職員)が参加しました。

 「コープのまなび場」は、組合員自らが判断し、行動できる力を育むために様々な学習をすすめる場として、年に5回開催しています。

 今回は、福島県生活協同組合連合会 代表理事会長の佐藤一夫様を講師に迎え、「東日本大震災・津波・福島第一原発事故から14年~記憶をつないで、今を伝えて~」のテーマでご講演いただきました。

 参加者からは、「14年前の原発事故によって生活が大きく変わってしまった方がいるという事、忘れない為にも佐藤さんの関心を持って注意深く見守ることが大切と言っていたのが印象的でした。また、災害が起こった時に全国のいろいろな生協がいち早くボランティア活動や支援をするネットワークに素晴らしいと思いました。」「震災、津波、原発事故によって数えきれないほどのさまざまな問題を抱えてしまう現実がある事を改めて考えさせられました。原発事故から14年経った今でもいろいろな面で苦しんでいる方々がいること、特にこどもたちの甲状腺がんについての不安を抱える親御さん達の気持ちを思うと心が痛みます。風化させずにこれからも関心を持ち続けたいと思います。」「震災直後は報道などで目にする機会が多かったものの、最近はあちこちで災害が起こり、目まぐるしく新たな報道がなされる事により「今の福島県の現状」を意識する事はない毎日でした。今日のまなび場を機に、まだまだ福島は復興していないというのを意識して、今もなおたくさんの人達が色々ご尽力されているという現状を、考えていきたいと思います。」などの感想をいただきました。

 2025年は国連が定める2回目の国際協同組合年です。

 佐藤様からは今回の講義のなかで「地域の困りごとに向き合い、仲間と語り合い、力を合わせて課題を乗り越えてきました。その歩みの中で、「協同の現場」が持つ底力に何度も触れてきました。とりわけ、福島では震災以降の10数年が、時代を濃縮したような時間でした。」「協同は、私たちの暮らしそのものであり、これからも、その価値を信じ、語り、行動していく仲間が増えることを願って...」と協同の大切さについて触れていただきました。

 いばらきコープは今後もIYC2025国際協同年の取り組みを広めていきます。

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