2025年4月 2日
2025年は国連が定める2回目の国際協同組合年です。持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けて協同組合の価値の認知を高めることを求めています。
その一環として、いばらきコープの役職員を対象とした会議の中で、協同組合に対する認知を高めるための講演会を2月14日(金)に開催しました。
また、いばらきコープは茨城県内の生協や農協、漁協、森林組合など47団体で構成される協同組合連携組織「協同組合ネットいばらき」の一員であることから、会員団体および茨城県生協連の役職員の皆さんにもお声掛けをし、オンライン講演会にご参加いただきました。
今回は、賀川豊彦記念松沢資料館 刈谷雅夫様を講師に迎え、「賀川豊彦の思想と実践...2025年国際協同組合年を迎えて」のテーマで講演いただきました。
生活協同組合運動をはじめ、その生涯を"よりより社会づくり"のために捧げた「生協の父」、賀川豊彦氏。実績はスラム街での救貧事業からはじまり、労働組合、農民組合、協同組合、平和運動と多岐にわたりました。刈谷雅夫様の講演を通じて、賀川氏の活躍の源流にある思想に迫り、今の協同組合・生協の果たすべき役割について、考える機会となりました。
今後もいばらきコープはIYC2025国際協同組合年の取り組みを広めて参ります。
協賛:IYC2025 茨城県実行委員会
賀川豊彦記念松沢資料館 刈谷雅夫様