コープのまなび場「子どもの貧困における居場所づくり」を開催しましたお知らせ

　１１月８日、コープのまなび場「子どもの貧困における居場所づくり」を小美玉本部で開催し、柴﨑理事長、組合員理事、ブロック委員、総代、職員を含め６９名が参加しました。現在は新型コロナウイルス感染症拡大の影響のため、ハイブリッド開催をしています。

　当日は、NPO法人こどもソーシャルワークセンターの幸重忠孝様を講師に招き、日本における子どもの貧困の実態や、幸重様が行っている居場所づくりの具体的な活動内容などについて、動画を交えながら涙なしでは聞けない講演をしていただきました。

　参加した組合員からは「当たり前の生活が当り前に送れないこと。自分ではどうすることも出来ない現実を、知る努力をしなければいけないなと感じました」「自分が思っている子どもの貧困とはかけ離れていた為、今の現実の子どもの貧困を知ることができて良かったです」「日本の子どもの7人に1人は貧困という深刻な問題を改めて考える貴重な時間となりました」「何かしてあげたいと思う時に、金銭的にだとか物理的にだとか考えてしまいますが、もちろんそれは大事だけれど、心を満たしてくれる大人がいることで『いきる』につながり、少しでも未来に繋がってくれるといいなと思います」「誰か話を聞いてくれる大人がいること、受け入れてくれる居場所やみんなと一緒に楽しい時間を過ごすことが何より大切なことで、この子達を救うことに繋がるんだと思いました」「本日のような現状を知ってもらうことにより、1人1人が小さな出来ることを積み重ねて大きな支援のカタチになれたら素敵な社会に近づくのではないかと思います」などの感想をいただきました。

　コープのまなび場は、組合員自らが判断し、行動できる力をはぐくむために様々な学習をすすめる場で、今後も引き続き開催していきます。