2022年1月 1日
代表理事理事長
鶴長 義二
新年あけましておめでとうございます。組合員の皆さまには、日ごろよりご利用、ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
昨年10月24日にいばらきコープが設立50周年を迎えたことに合わせ、組合員の皆さまとともに祝い、感謝の気持ちを伝えるために、宅配・店舗・福祉それぞれの事業で様々な感謝企画を行ってきました。
企画の一環として、茨城ならではのミールキットを開発しようと、多くの組合員・職員と一緒に「いばらきコープオリジナルミールキット」の開発に取り組みました。そして「茨城県産レンコンを使った鶏とレンコンの甘辛炒め」、「【茨城ご当地麺】甘辛スタミナラーメン(冷やし)」の2品が10月にデビューし、茨城の味をおうちで作って食べられるということで、多くの「うれしいお声」をいただいております。
また、各地域のブロック委員会では、コロナ禍の中でも様々な形で工夫された50周年記念企画が実施されました。記念企画をはじめ、様々な機会を通じて、多くの組合員の皆さま、お取引先の皆さま、地域の皆さまより、お祝いや感謝の言葉をいただいたこと、あらためまして心より感謝を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長期化し、貧困問題が深刻となっています。いばらきコープとしても自宅療養者への商品供給や、生活に困っている学生への支援などを、地域や行政と連携しながら継続して行ってまいりました。SDGs(持続可能な開発目標)が目指す“誰一人取り残さない”社会の実現に向けて、地域の困りごとに寄り添いながら、引き続き生活困窮者への支援活動を行ってまいります。
春からは、新たにひとり親家庭(両親がいない方も含む)の高校生向けに返済不要(月額1万円)の奨学金を開始します。これは、生活がたいへんな状況にあるお子さんが夢をあきらめることなく社会に出られるよう、組合員どうしの助け合いの力で支える取り組みです。奨学金は、サポーターになられた組合員の皆さまの募金から給付されます。サポーターは、毎週一口100円からの募金登録でなることができますので、ご支援・ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ウィズコロナといわれる時代、デジタルの発達など様々な変化があります。いばらきコープでも、生産者との交流や組合員活動にオンラインを活用したことで、新しいつながりが生まれました。これからは、今まで築きあげてきたものを残しながら、新しく挑戦していくことも大切だと考えております。
引き続き、組合員の立場にたって事業や活動を進め、誰もが安心してくらせる地域づくりに貢献してまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。