2021年1月 1日
代表理事理事長
鶴長 義二
新年あけましておめでとうございます。
今年は、いばらきコープ誕生50周年にあたります。「新鮮な卵や成分無調整の牛乳、安全な食べ物を子どもたちに!」の願いを実現するために、主婦の方々が中心となりこの茨城の地にいばらきコープの前身である「水戸市民生協」が誕生して半世紀となりました。
「食卓を笑顔に、地域を豊かに、誰からも頼られる生協へ。」のビジョンのもと、組合員のふだんのくらしに貢献するとともに、地域社会から信頼される生協づくりをすすめてまいりました。おかげさまで発足当時500人足らずの組合員は、現在約38万人になりました。これも、多くの組合員の皆さまはもちろん、生協をつくり発展させてきた先輩の方々や、お取引先・関係諸団体、行政の皆さまのおかげだと、あらためて心から感謝申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染拡大が、私たちのくらしに大きな影響を与えました。
いばらきコープでも、宅配や店舗を利用していただいている組合員の皆さまには、商品の欠品・注文個数の制限や様々な活動の自粛など大変ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
コロナ禍であらためて宅配の良さが見直され、多くの方々から感謝と期待の声が寄せられています。組合員の皆さまのくらしに貢献できるよう、職員の健康管理の徹底、そして強い事業基盤を確立することをすすめてまいります。
店舗でも人と接することなくお買い物ができる「コープのドライブスルー」を昨年10月にコープ水戸店の新サービス事業としてオープンしました。このサービスは、「3密」が不安な方、働く世代や忙しい方、店内での買い回りが困難な方の支援を目的としています。ご利用いただいた方からは「病気で治療中のため、コロナが心配なので人混みを避けたく利用しました。またネットで注文ができるので買い物時間が短縮されてありがたいです」とのお言葉をいただいております。引き続き、組合員の声を聴きながら、支持される事業を広げてまいります。
茨城NPOセンター・コモンズに緊急応援募金を贈呈
県内大学生に対する「食の支援」
茨城県社会福祉協議会と「災害時における資機材の運搬に関する協定」締結
これからも組合員の立場に立って、地域での困りごとに寄り添いながら事業と活動をすすめ、誰もが安心してくらせる地域づくりに貢献してまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。