2020年9月30日
9月30日、第14回キッズデザイン賞(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会)表彰式が開催されました。全受賞作品237点の中から、コープデリの食の安全と学びの取り組みが、優秀賞である「消費者担当大臣賞」を受賞しました。
表彰式で、吉川 赳(たける)内閣府大臣政務官(右)から表彰状を受け取る土屋 敏夫コープデリ連合会理事長
※吉川政務官の「吉」は、正しくは土に口です。(環境依存文字による対応)
■受賞作品名
コープデリ商品検査センターと地域で進める食の安全と学び
■受賞部門
子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン 消費者育成部門
■受賞理由
食材の安全を確かめる商品検査センターを拠点に、科学的側面から食育プログラムを実践するという、これまでにないアプローチを高く評価した。感染予防につながるブラックライトによる手洗いチェック、食材の成り立ちや食の安全性の確保の仕方など、科学的根拠を交えながら楽しく学べる。食育教室・出前講座は2019年実績で179カ所、6,230人と規模も大きい。生産者から消費者までをつなぐ組織の強みを活かして各地域で食の学びの機会を提供しており、消費者育成の視点を大切にしている点が、本賞にふさわしい。
いばらきコープを含むコープデリグループでは、「食の安全」のためのさまざまな取り組みを進めています。
いばらきコープでは、組合員による講師が小学校の総合学習や放課後教室、公民館などで、地産地消や食品ロスなどを学べる食育教室を行っています。またコープデリ商品検査センターでは、年間約3万件の検査を通して、コープがお届けする食品の安全性を確かめています。この科学的知見を基に、手洗いチェックや身近な食材を使った実験など、子どもたちへの食育プログラムを実施しています。これらの活動を通し、子どもたちに「食の安全を自らのこととして捉えること」を伝えています。
いばらきコープは県内の教育機関や小学校などに食育教室などの案内をまとめた「学校教育に役立つ学習ガイド」を配布し、授業や校内活動などに協力しています。その中の「食育教室 たべる、たいせつ」は、食育サポーターが中心となって「楽しく食べる」「日本型食生活」「地産地消」の大切さを県内の小学校や他団体と協力しながら取り組んでいます。
サステナビリティサイト https://sustainability.coopdeli.coop/sustainability/2019/03/i26-i31community.html
生産から消費までの各段階で、提供する食品の品質や関連する施設・人の衛生状態などを検査し、食の安全を科学的に検証しています。検査の様子を見学することができ、コープデリグループの食品安全の取り組みを伝えるとともに、食品安全に関する情報発信・コミュニケーションの場をつくっています。
ホームページ https://kensa.coopdeli.coop/
※新型コロナウィルスの感染拡大により、コープデリ商品検査センターでの見学受け入れ、食育教室・出前授業の申し込み受け付けは中止しているものがあります。
子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・空間・サービス・活動・研究を対象とする顕彰制度です。
ホームページ https://kidsdesignaward.jp/