2019年12月 9日
12月5日、鶴長義二理事長、菅谷智子地域理事、小関明子ブロック委員、矢久保元水戸センター長が、茨城町町長小林宣夫様を表敬訪問し、いばらきコープの事業や誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指した取り組みなどについて懇談を行いました。
台風15号では農家での被害が多く、特にビニールハウスの被害が多かったこと、19号では備えがされたことにより農家での被害は大きくは無かったのですが、涸沼の下流域で那珂川からの流入の影響があったとのことです。町として被災した中でも被害の大きかった県北の市町への支援に入ったことをご紹介いただき、また、今回被災された農家の方々には、支援を活用するなどして、農業が続けられるよう、取り組んで欲しい、とお話しいただきました。鶴長理事長より、茨城町には、産直品の「ひぬまトマト」をはじめ、いばらきコープに多くの農産品を出していただいているJA水戸ひぬま産直部会があり、これからも産地を応援していくことをお話しさせていただきました。小林町長より、生協としても「農業を大切にした取り組みを続けて欲しい」との期待のお言葉をいただきました。そして、この間の災害に関していばらきコープとして対応してきたことをご報告し、締結している「災害時協定」の意義について改めて確認させていただきました。
誰もが安心して暮らせる地域づくりに関しては、矢久保センター長より茨城町ではいばらきコープの組合員さんが多く、世帯数比の加入率が46%になっていることや、「見守り協定」に基づく近隣の市での事例についてご報告しました。小林町長より、地域の暮らしはこれからは地域みんなで力を合わせていかないと守れないので、引き続きいばらきコープも一緒に参加して欲しいとお話しいただきました。
また、全農茨城様と協力しあっての取り組みや地域での学習会開催など、参加とネットワークの取り組みについて菅谷理事、小関ブロック委員より報告させていただきました。さらに、子育てやコープ水戸店での取り組み、プラスチックごみなどの環境問題、東海第二原子力発電所の再稼働についてなど、多岐にわたる意見交換をさせていただきました。そしてこれからも協力しあっていくことを確認し、懇談を終えました。
左から、矢久保元水戸センター長、小関明子ブロック委員事、 小林 宣夫町長、 菅谷智子地域理事、鶴長義二理事長、