五霞町 染谷 森雄町長との懇談を行いました報告

　台風１９号による大きな被害は無かったのですが、町として初めて避難勧告を出し、およそ１,５００名の方が避難したこと、隣接する埼玉県久喜市からの情報なども活かし、早めの対応をしたことなど紹介いただきました。染谷町長から、行政としての防災の取り組みを進める一方で、大切な命を守るために町民一人ひとりが自身の避難計画（マイタイムライン）を持つことの大切さについてお話いただきました。そして、鶴長理事長より、この間の災害に関していばらきコープとして対応してきたことをご報告し、締結している「災害時協定」の意義について改めて確認させていただきました。

　誰もが安心して暮らせる地域づくりに関しては、山口センター長より「見守り協定」に基づく近隣の市での事例や、高齢な組合員さんが宅配をご利用を続けていけるようにサポートしている実例についてご報告しました。染谷町長より、買い物が困難な状況が広がる中で、生協の宅配などの自宅まで商品を届けてくれる事業のニーズは益々高まってくること、高齢者の生活支援については、民生委員さんや社会福祉協議会、事業者などの連携、特に在宅介護を担っている方との連携が大切であることについてお話しいただきました。

　また、地域での参加とネットワークの取り組みについて飯島理事より報告させていただきました。町内の施設をお借りして「ほぺたんひろば」や学習会を開催しており、そこで新たなつながりが広がっている様子など紹介させていただきました。染谷町長より、五霞町は昼間人口が常住人口のおよそ倍になることから、仕事などで昼間、町に来ている人達を含めた交流を考えていることをご紹介いただきました。そして、これからも協力しあっていくことを確認し、懇談を終えました。

　同席：総務課人権推進室　広報戦略グループ　参事　鳩貝 浩之様