2017年12月13日
12月11日、原発事故の影響が残る福島県を視察し、あらためて復興について考える機会とする福島被災地視察(浜通り)を開催し、組合員とその家族16名が参加しました。今年度2回目の開催となります。当日は、福島県生協連専務理事の佐藤一夫様にご案内いただき、小名浜魚市場や福島県水産試験場モニタリングセンター、富岡仮設減容化施設、双葉警察署の殉職パトカー、楢葉町天神岬仮置場などを見学しました。小名浜魚市場では、福島県水産試験場漁場環境部の皆さまより「福島県の海産魚介類の安全性と試験操業の取組み」についてご講演いただいた後、モニタリングセンターをご案内いただきました。
参加者からは「事故から7年になるが、実際に現地を見ると復興が進んでいないと思った」「帰宅困難区域の現実を見てショックを受けた」「福島の水産物の安全性は理解できた」「福島県生協連の佐藤専務の説明はとても良かった」「見てきたこと聞いてきたことを多くの人に伝えていきたい」などの感想をいただきました。
いばらきコープは、今後も「忘れない・伝える・続ける・つなげる」を合言葉として、復興のための支援を続けていきます。
福島被災地視察は組合員の皆さまからの募金によって支えられています。
引き続きご支援いただきますようお願いいたします。
双葉警察署の殉職パトカー見学
「福島県の海産魚介類の安全性と試験操業の取組み」講演
福島県水産試験場モニタリングセンター見学
楢葉町天神岬仮置場