2017年11月15日
11月14日、茨城県畜産研究会が主催する「創立60周年記念特別講演会」がホテルレイクビュー水戸で行われ、研究者や県職員、大学教授、生産者など80名が参加しました。茨城県畜産研究会は、昭和32年に「畜産の技術及び経営の改善普及に寄与すること」を目的に設立されました。創立60周年となる今回は、県が関係団体と連携してブランド確立に向け検討を進めている畜産研究所が開発した肉質に優れたデュロック種系統豚「ローズD-1」を活用した「新たなブランド豚肉の取り組み」をテーマに特別講演会を開催しました。講演会、基調講演に続いて、パネルディスカッション「新たなブランドに求めるもの」が開催され、パネリストとして、いばらきコープの市原理事が参加しました。市原理事は、消費者ニーズや購買動向についてコープデリ宅配のデータを基にお話しました。また、コープデリグループが取り組む4つのプロジェクトの一つ「お米育ち豚」の取り組みを紹介しました。
参加者からは、新ブランド化に向け価値を消費者に伝える効果的な手法について質問が出され、市原理事は「生産から消費まで顔の見える交流を通じ産地の想いを繋ぎ、産地や生産者を応援するというストーリーが付加価値となり多くの支持を得ている」「新ブランドも消費者との対話から県民の支持を得て愛されるブランドを目指して欲しい」「消費者との交流に協力したい」とエールを送りました。
いばらきコープはこれからも茨城をたべよう運動に協力し応援していきます。
※4つのプロジェクトとは、コープデリの商品利用を通じて持続可能な社会の実現を目指すものです。(佐渡トキお米プロジェクト・ハッピーミルクプロジェクト・美ら島応援もずくプロジェクト・お米育ち豚プロジェクト)