2017年7月 1日
6月30日、農林水産省が主催する「第1回 食育活動表彰」表彰式が「食育推進全国大会inおかやま」で行われ、いばらきコープは「農林水産大臣賞 教育関係者・事業者部門(食品製造・販売者等)」を受賞しました。この表彰は、ボランティア活動、教育活動、農林漁業、食品製造・販売等その他の事業活動を通じた食育関係者の取り組みを対象として、その功績を称えるとともに、その取組の内容を広く国民に周知し、食育を推進する優れた取組が全国に展開されていくことを目的として農林水産省が実施しています。第1回の今回は、全国から261団体の応募があり、6団体が農林水産大臣賞、13団体が消費・安全局長賞を受賞しました。
いばらきコープは、茨城農業を応援する野菜の販売体験「茨城をたべよう!キッズマルシェ」と多様な暮らしの変化に対応し、子どもから高齢者まで地域みんなで夕食を囲み、食育等の生活習慣に関する支援・ボランティアによる学習支援等、誰もが安心して過ごせる地域の共食の場「ほぺたん食堂」を開催していることが評価されました。審査委員長からは「地域の共食を提供し人と人とを繋いでいく活動は、心身の健康・生きる力・仲間や地域づくり、そして次の生産や社会活動の形成という"地域における食の循環"全体をとらえて、その中に自分達の活動目的や目標を位置付けており今後のさらなる広がりが期待される」との講評を頂きました。
表彰式では、農林水産大臣政務官の細田健一様より鶴長義二理事長が表彰状を受け取りました。また、食育分野担当の市原るり子理事が、農林水産大臣賞受賞者として、シンポジウム「連携と人づくり 食育の推進事例から考える」で事例発表を行いました。
あらためてこれらの活動を支えていただいた皆さまに感謝するとともに、引き続きご支援をいただきながら「食育」の取り組みをすすめてまいります。
農林水産大臣政務官 細田健一様より表彰状を受け取る鶴長義二理事長
シンポジウムで事例発表する市原るり子理事