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印字・充じゅうてん填タンクから一部を抜き取って理化学検査で品質に問題がないことを確認。充填し(写真E)、重量検査機を通します。E国産きのこを味わうクリーミーポタージュができるまで原料処理前日に生のエリンギ(写真A)をゆでてサイコロ状にカット(B)。まいたけ水煮も同様に大きさ別にカットします。金属検出器を通し、異物の混入がないことを確認しておきます。加熱殺菌商品を並べたトレーを積み上げ(写真F)、大きな釜に入れて加圧加熱殺菌します(G)。BAGFかくはん拌・調味攪バター、あめ色たまねぎ、たまねぎペースト、刻みたまねぎを投入、加熱しながら混ぜていきます。まいたけとエリンギ(写真C)、サイコロ状にカットしたじゃがいもを入れてさらに混ぜます(D)。最後にきのこエキスなどの液体調味料と焙焼小麦粉を投入。スープにとろみが出てきたら加熱を止めます。箱詰め・検査・出荷水で冷却してからエックス線検査を通し、箱詰め。倉庫に保管し、2週間後に菌検査を実施、パッケージ内で菌の発生・増殖が起こっていないことを確認してから出荷します。DC今回ご紹介した商品はこちら!コープクオリティとはこの商品は2024年2月に実施した組合員テストで、95.9%の組合員の皆さんが「おいしい」と回答しました。国産きのこを味わうクリーミーポタージュ宅配:1月1回に『ぐるめぐり』で取り扱う予定です。店舗:一部店舗を除き取り扱っています。❶原料や製造方法などおいしさの理由が明らか❷他の商品との違いが明確❸100人規模の組合員モニターの8割以上がおいしいと評価95.9%が「おいしい」と回答!おいしい77.3%ややおいしい18.6%人数=9731%の具材でごろごろ食感仕入れるきのこはすべてホクト株式会社(長野県長野市)製。「きのこエキスはホクト社と理研ビタミンが共同開発したもので、廃棄していたぶなしめじの軸や石づきを活用したもの。このエキスのうまみをベースに仕上げました」と藤井さんは胸を張ります。たまねぎはあめ色になるまで炒めて甘みを出したもの、蒸してすりつぶしうまみを出したもの、刻んでシャキシャキ食感を出したものと3種をブレンドするこだわりよう。とろみ加減にもこだわり、原料に焙ばいしょう焼小麦粉を使っています。「家庭でホワイトソースを作るとき、小麦粉を炒めますよね。あらかじめ加熱(焙焼)した小麦粉を使うことでその風味を再現でき、香ばしく口どけの良い仕上がりになります」製造する株式会社アーデン(長野県川一則さんは、「この商品は、小諸市)はホクト社のグループ会社で、きのこを使ったレトルト商品を多く手掛けています。同商品に携わる美みさいづてつや齊津哲也さんと市いちかわかずのり開発段階から藤井さんにいろいろ相談されました。藤井さんが意図した味や食感を間違いなく実現できるよう、具材量1%に。これは充じゅうてん填できるギリギリは3なんです」と振り返ります。3社が協力して作り上げたポタージュは、食べごたえ十分。ディナーはもちろん、朝食にもおすすめです。03