いばらきコープの広報誌コープスマイル2025年4月号

いばらきコープの組合員広報誌コープスマイルをご紹介します。いばらきコープ生活協同組合


>> P.4

コーププラス×SDGs「環境」と「人」を未来へつなぐはなゆき農場有機牛日本の畜産業は、エサの価格の高騰や後継者不足などで、厳しさを増しています。こうした中、コープデリグループが生産者とともに二人三脚で取り組んでいるのが、「産直はなゆき農場有機牛」。環境と人の両面で、未来のことを考えた取り組みです。今回の取り組みは、目標12:につながっています。04国産飼料で持続可能な畜産を目指す北海道の釧路・十勝地方にある広大な放牧地。春に生まれた子牛が、母牛と一緒にのんびりと草を食はみます。育てているのは、北十勝ファーム有限会社代表取締役上うえだかねほ田金穂さんと、同社の有機部門である「株式会社はなゆき農場」を任されているなかむらこずえ中村梢乃さん。繁殖から肥育まで、一貫生産しています。「なるべく地域のものを食べさせたい」と考える上田さんは、「夏なつやまふゆさと山冬里方式」という、日本の伝統的な飼育方法を取り入れています。暖かい時季は、山林草地で牧草を食べる牛たち。フンをして歩き回ることで土が耕され、さらに良い牧草が育ちます。雪の降る冬は里の牛舎に入り、夏の間スタッフが育てたエサ用トウモロコシなどを与えます。エサはなんとできるだけ地域のものを使うことで環境負荷を減らし、循環型・持続可能な畜産業を実践しています。%以上が国産!90上田さん(右)と中村さん。牛へのまなざしが、愛情に満ちていますストレスフリーな環境で育てる短角牛放牧されているのは「日本短角種」という和牛の一種。「和牛」と言えば黒毛和牛ですが、黒毛和牛はサシと呼ばれる脂が入っているものが上質とされ、輸入穀物中心のエサを与え、牛舎の中であまり運動させずに育てます。一方、日本短角種は牧草だけでもよく育ち、サシは少ないものの味わい深い赤身が特徴。自然のサイクルに沿ってのびのびと農場を動き回ることで、上質な肉質になります。放牧中も牛舎でも、スタッフが牛たちの体調管理やエサのチェックを欠かさず、丁寧に向き合っています。


<< | < | > | >>