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・・・組合員さんからの投稿コーナー*今月のテーマ*「私のおすすめの一冊」かがみの孤城辻村深月著日立市PNパンダ原繊細な思春期の辛さを思い出しながら、未来は案外悪くないよ、世界は学校と家庭だけじゃないよと伝えられる1冊でした。子どもたちが中学生くらいになったらすすめたいです。昨日までと違う自分になる若宮正子著かすみがうら市PNオリーブこの著者は81歳からプログラミングを始めました。「打席に立たなきゃ、どんな球だって当たらない」と、とにかく前向きです。気持ちや頭の若さは、実年齢と関係なさそうです。60代の私はスマホでもオロオロしているのに、背中をドーンと押されました。成瀬は信じた道をいく宮島未奈著ひたちなか市鹿山律子成瀬は、滋賀県の女子高生。言動が突飛なので最初は引いてしまったが、読んでいくうちに愛さずにはいられなくなりました。「成瀬は天下を取りにいく」の続編で、併せて読んでほしいです。バカの遺言林家木久扇著常陸大宮市PNハナミズキ才能がある木久扇師匠が、あえてバカな自分になることで多くの人に愛され、人生を楽しんできた様子が見えました。師匠のようにほんわかした魅力を持った歳の重ね方をしたいです。歳の壁80和田秀樹著稲敷市PN弘美作者はお医者様。私は93歳の義母の介護でストレスを感じる毎日です。何でこんなことするんだ?今度は何をやってくれた?不思議ちゃんになった義母に悪戦苦闘の日々でした。この本には、歳をどのように重ね幸せな老後をおくれるか、よいことがいっぱい書いてあります。介護に直面している方は必読の書です。大ピンチずかん鈴木のりたけ作つくばみらい市PNももゆり子どもに小学校の図書館で大人気すぎて借りられないから買って欲しい!と言われて買いました。この本に大人の私もハマりました。あるあるがいっぱい載っていて、いつか「大人の大ピンチずかん」も出して欲しいです。みえるとかみえないとかヨシタケシンスケ作土浦市PNDALE新しい考え方に気づかせてもらえて、とても衝撃的で楽しかったです。読むたびにくすっと笑えて、ゆるーく、幸せな気持ちになれます。旅する練習乗代雄介著10こんとあき林明子作筑西市PNいのっちずっと受け継がれる絵本はこの本に限ると思うくらい自分の中の「ベストセラー」本です。保育士になり、この絵本を読み聞かせすると、夢中で見入る真剣な表情の子どもたち。そして、わが子は、題名もすぐ覚えてしまい何回も読んでとリクエストします。まだ2歳の子どもも「こんとあき」の世界に夢中になってしまうほどです。木曜日にはココアを青山美智子著守谷市PNゴンベカフェから始まる短編集ですが、登場人物につながりがあって、長編を読んでいるような感じになります。それぞれが自分の人生の主役なんだなぁと感じ、心が温かくなります。続編の「月曜日の抹茶カフェ」も同じ空気感で大好きです。牛久市PNもいもい叔父と姪が我孫子から鹿島を目指して歩く旅です。旅の練習をしていたのは姪だと思っていたら、衝撃の結末が…。深く考えさせられた本でした。いちばん長い夜に乃南アサ著つくば市PNキキ刑務所帰りの二人の女性の日常の話ですが、東日本大震災をきっかけに変化がありました。最後は泣きながら読みました。何度読み返しても感動します。楽しい投稿をお待ちしています8月号テーマ夏休みにやりたいことエピソードをお寄せください。写真やイラストを募集中!⃝投稿の締め切りは6月10日(月)です。